多くの人が利用し採算がとれます



北海道新幹線建設促進期成会では、北海道新幹線の旅客需要と収支採算性の予測を行いました。
その結果、需要は札幌〜東京間を中心に大幅に増加し、収支は十分採算が見込める結果となりました。

(監修:北海道大学大学院教授 佐藤馨一)
■北海道新幹線の需要予測結果
札幌〜新青森間の1日当たりの平均輸送人員は約23,000人となり、開業前に比べ約4倍に増加しています。

■開業年度における北海道新幹線の輸送人員
■JRと航空機のシェア


*需要予測の前提条件
・平成22年度に札幌〜新青森間をフル規格で開業する(盛岡〜新青森間同時開業)
・札幌〜東京間を3時間57分で運行する。
・新幹線利用者は、開業前のJR利用者と航空機からの転換分とする。(誘発分は含めない)



■北海道新幹線の収支採算性の予測結果
北海道新幹線の収支採算性は、開業年(H22年度)で約670億円の収支改善効果を生じ、以後上昇カーブを描いて年々増加していくものと見込まれます。


H22年度
(開業年)
H26年度
(5年後)
H31年度
(10年後)
収支改善効果
671億円
806億円
943億円
*収支採算性の予測の前提条件
・推計する区間は札幌〜東京間とし、営業主体は一本化する
・収入は旅客収入のみとする
・JRの建設費の負担はないものとする
収支改善効果
開業後の新幹線走行区間、並行在来線経営分離区間、その他収支に変動のある関連線区間の収支の合計から開業前の当該区間の収支の合計を差し引いたもの

今回の予測では、開業に伴う新幹線駅を中心とした観光開発や近くて遠かった東北地方との交流の活発化などによる新たな要素(誘発分)は含まれていませんので、これらの利用者の旅客収入を加えると収支採算性はさらに向上するものと想定されます。
また、北海道新幹線は、北海道経済に及ぼす効果も大きく、全産業にわたり建設効果、投資効果などが波及するものと思われます。