■新幹線の誕生は?
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日本で最初の新幹線は、東京・新大阪間の東海道新幹線です。
乗客を乗せては知り始めたのは、今から30年以上も前の1964年10月1日で、この年には東京オリンピックが開催されました。
それまでは、東京・大阪間は特急列車で6時間以上もかかっていましたが、新幹線の「ひかり」は、3時間10分で走るようになりました。
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■新幹線と呼ぶのは?
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他の鉄道と一番違うのは、スピードです。
全国新幹線鉄道整備法において、日本の主たる区間を時速200Km以上の高速度で走行できる幹線鉄道のことを「新幹線鉄道」と定めています。
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■新幹線のレール幅は?
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JR在来線鉄道のレール幅は、106.7cmですが新幹線はこれより36.8cmも広い143.5cmです。
レール幅が広いとスピードを上げたときにもより安定して走ることができます。
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■新幹線のカープは?
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新幹線のカーブは、高速で走れるよう、大きな曲線半径で設計されており、一番新しい長野新幹線の曲線半径は4,000m以上あります。
ちなみに、在来線の鉄道の曲線半径は400m程度です。
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■新幹線のモーターは?
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速いスピードを安定的に出すために、新幹線の車両には、車輪の軸ごとにそれぞれモーターが付いています。
すなわち、一両に車軸が4本あるので、モーターも4台付いていることになります。
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■新幹線の安全対策は?
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信号機の見落としや見誤りを防ぐため、運転席にランプで信号を表示しています。
さらに、このランプを見落としても、ATCという装置で列車は自動的に止まります。
また、総合試験車を走らせて、線路や架線などを絶えず調べています。
そのほか、緊急時や地震時に列車を自動的に止める装置など、様々な安全対策がとられています。
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